内容説明
中国致公党福清市第八次代表大会開催 海外華僑団体の代表が招待され参加
日本福清同郷会 2021年03月15日 22:54
福建省福清市3月15日発電(鄭松波)― 3月14日、中国致公党福清市第八次代表大会が福清市で開催されました。致公党福建省委員会専従副主委の呉棉国氏、福州市人民代表大会常務委員会副主任兼致公党福州市委員会主委の鄢萍氏、福建省僑聯副主席の翁小杰氏、福清市指導部の蔡和斌氏、林伝烜氏、呉華雲氏、何文金氏が会議に出席しました。
今回の大会では、世界6大陸の23の海外団体から祝電や祝賀状が寄せられました。その中には、日本福建経済文化促進会、日本福建経済文化交流会、日中福清工商会、日本黄檗文化促進会などの在日華僑団体からの祝電も含まれていました。福清の故郷を代表する団体として、アルゼンチンの「铂烽一心慈善基金会」名誉会長である陳世金氏、アルゼンチン福清同郷会会長の呉章耕氏、アルゼンチン三福企業商会会長の厳心茂氏、日本福建経済文化促進会常務副会長兼日本黄檗文化促進会副会長の李雲書氏、日中福清工商会執行会長兼日本黄檗文化促進会副会長の相馬惠子氏などの海外華僑団体の代表が招待され、会場の前列に着席しました。
大会報告では、致公党福清市委員会が「僑海」の特色を活かし、海外との連携を拡大し、民間文化交流を強化し、中日間や海峡両岸における宗教文化交流を進めることを重視していることが述べられました。また、黄檗文化や石竹山文化の発展を推進し、友好関係を促進する取り組みについても触れられました。さらに、海外青少年を対象とした夏季・冬季キャンプを通じて、華僑・華人の次世代が祖(籍)国を理解し、愛着を深める機会を提供していることが強調されました。
大会報告によると、致公党福清市委員会は、海外華僑の力を結集し、困窮者への支援や教育支援活動を展開しています。これまでに、アルゼンチンや日本の華僑と協力して、福建省北部の学校に寄付を行い、困難な状況にある華僑を支援しました。また、新型コロナウイルス感染症の流行中には、対外連携部を通じて募金活動を行い、日本福建経済文化促進会や日中福清工商会、日本黄檗文化促進会、アルゼンチン洪門協会などから防疫物資の寄付を受け入れました。その後、海外華僑の防疫支援にも尽力し、「致公愛心小包裹」の寄付活動を積極的に推進しました。
呉棉国氏はスピーチの中で、致公党福清市委員会の6年間の活動成果を高く評価し、新たに選出された指導部に祝意を表しました。また、新たな指導部が全市の致公党員を団結させ、思想的なコンセンサスの醸成を主軸とし、政治的基盤を強化することを期待しました。「僑海」ブランドを構築し、調査研究を進め、「海上シルクロード」核心区建設や中国・インドネシア「両国双園」建設の推進において積極的に役割を果たすことも要請しました。
会議では、致公党福清市第七届委員会の活動報告が聴取され、無記名投票によって第八届委員会が選出されました。福州市および福清市政治協商会議(政协)常委、福清第一中学工会主席の何華龍氏が新委員長に選出されました。
また、中国共産党福州市委員会統一戦線部、福清市人民代表大会、政治協商会議、および致公党省委員会の関係者も会議に参加しました。