内容説明
日中福清商工会、故郷の公益慈善事業への貢献で表彰
日本福清同郷会 2023年06月04日 21:34
第9回公益慈善大会が6月3日、福清市で開催されました。このイベントは福清市助学助残志愿者協会(福清市教育と障害者支援ボランティア協会)が主催し、福清市文明弁公室、福清市民政局、福清市社会科学連合が指導機関を務めました。会議では、日中福清商工会が「愛心団体(思いやりのある団体)」の栄誉称号を授与されました。
福清市は全国的にも有名な華僑の故郷であり、多くの福清出身者が日本に住んでいます。日中福清商工会は2020年2月5日に日本の東京で登録されました。設立後最初の活動として、故郷に防疫物資を寄贈しました。
設立以来、日中福清商工会は福清市助学助残志愿者協会と密接に連携し、福清市の公益慈善事業に力を尽くしてきました。
2020年8月3日,日中福清商工会は、故郷との連携を強化し、関連業務を迅速に処理するため、福清黄檗文化促進会館内に福清連絡所を設立しました。設立式では、在日華僑から寄付された義援金180万5000円(約12万元人民元)が福清市助学助残志愿者協会に引き渡され、故郷の教育発展を支援しました。この資金で、困難を抱える学生一人一人に2000元の支援金が提供されました。
2022年9月13日,日中福清商工会はさらに支援を拡大し、34名の愛国愛郷の精神を持つ華僑が265万日元(約12万8000元人民元)の奨学金を共同で集めました。この資金は、福清市助学助残志愿者協会の慈善プラットフォームを通じ、32名の学生(1人につき年4000元)に指定支援されました。
これまでに、日中福清商工会は故郷の困難を抱える学生139人に支援を提供しています。
日中福清商工会会長の渡辺龍治(中国名:楊常飛)氏は、日本にいながらも故郷の教育と公益事業に小さな力を捧げ、海外華僑の愛国心と郷土愛を示したいと述べました。また、今後も日中福清商工会は故郷の各界と協力し、日本在住の華僑の力を結集して福清市の公益事業を支援し、日本と故郷の共同発展に新たな貢献をしていくと語りました。