内容説明
日本在住の福建出身華僑 翁成龍氏、福清僑郷博物館に貴重な文物を寄贈
日本福清同郷会 2021年06月04日 16:57
福建省福清市6月4日発――福清市博物館の公式アカウントによると、最近、福建省福清出身で日本在住の華僑、翁成龍氏が日本から貴重な「漢緑釉罐」を福清僑郷博物館に寄贈しました。この漢緑釉罐は直径15センチ、高さ12センチ、丸い口とふくらんだ胴体を持ち、美しい色合いが特徴です。漢緑釉は漢代に発明された新しい種類で、低温で施釉する技術の成果として知られています。
翁成龍氏は日本の東京に居住しており、日中福清工商会および日本黄檗文化促進会の事務局を担当しています。翁氏は故郷の博物館の建設を積極的に支援しており、寄贈を通じてその意志を示しました。新型コロナウイルスの影響で、郵送の形で文物を寄贈しました。漢緑釉罐は錦の箱に収められ、梱包には防水処理と補強が施されており、無事に博物館に届けられました。
福清市博物館の責任者は、この貴重な漢緑釉罐が古代の高級陶磁器に関するコレクションと展示を充実させるものであり、非常に高い文物価値と芸術価値を持つと評価しました。また、6月末に予定されている福清僑郷博物館のスムーズな開館に大きく貢献すると述べました。