内容説明
「和」中日芸術展が10月7日に東京中国文化センターで開幕
日本福清同郷会 2020年10月09日 22:49
10月7日午後3時、「和」をテーマにした中日芸術展が東京中国文化センターで盛大に開幕しました。本展覧会は、東京中国文化センターと日中韓現代芸術展委員会が共同主催し、黄檗文化促進会などが協賛、福建出身の在日著名芸術家林勝煌氏が総合ディレクターを務めました。この芸術展は、人文的調和の精神を推進し、日中文化芸術交流を促進し、両国の友好を深めることを目的としています。
今回の中日芸術展の開幕式には、日中両国から60人以上のゲストが出席しました。出席者には、東京芸術大学名誉教授、東京工科大学大学院デザイン学部長池田政治氏、日本参議院議員松下新平氏、日本国紫綬褒章および旭日小綬章を受賞した最上寿之氏の妻、最上昌子氏、日本黄檗文化促進会理事長松坂喜一氏、日本福建経済文化促進会会長呉啓龍氏、日本黄檗宗務総長荒木将旭氏、日本国際芸術宇宙センター代表魚田元生氏、黄檗日本友好交流委員会書記長内藤香林氏、東京中国文化センターセンター長羅玉泉氏、中日韓現代芸術展執行策展人研春氏などが出席し、テープカット式が行われました。
開幕式では、日本参議院議員松下新平氏、東京中国文化センターセンター長羅玉泉氏、東京芸術大学名誉教授池田政治氏、日本黄檗山万福寺宗務総長荒木将旭氏、日本黄檗文化促進会理事長松坂喜一氏などがそれぞれ挨拶をしました。今回の展覧会は、日本福州十邑同郷会、日中福清工商会、株式会社OHSジャパン、株式会社エースコーポレーション、鼎盛国際株式会社、大成不動産ホールディングス株式会社、株式会社辰商事、株式会社アジア太平洋観光社などの社会各界の支援を受けています。展覧会は2020年10月15日まで開催されます。本展覧会には、45人の芸術家による60点以上の作品が展示されています。作品は、現代水墨画、立体造形、彫刻、版画、書道、現代服装インスタレーション、複合素材、パフォーマンスアート、具象・抽象芸術など多様な芸術形式を網羅しており、芸術家たちの芸術革新の成果と理念を展示しています。東京市民に対して、多様性と包容力に満ちた視覚的な祭典を披露しました。多くの出展作品は、東京芸術大学、清華大学美術学院、日本武蔵野美術大学などの名門校の教授や著名アーティスト、そして中日両国の芸術家によるものです。
また、中国黄檗禅芸術の継承者であり、赵朴初大师の唯一の日本弟子である日本黄檗宗禅画僧の内藤香林氏の貴重な作品も数点展示されました。
文明は交流によって豊かになり、交流によって多彩になります。展覧会のテーマ「和」は、共に手を携えて素晴らしい平和な時代を創造し、日中の世代間友好を願う意味が込められています。新型コロナウイルスの影響により、中国からの出展アーティストが東京中国文化センターでの中日芸術交流に参加できなかったのは残念ですが、今回の展覧会の開幕式には、東京地域に住む日中両国の友人や華僑華人を含む60人以上の社会各界の方々が力強く支援してくださり、開幕記念式に参加しました。ゲストたちは、特別な自粛制限を乗り越えて東京中国文化センターに集まり、両国のアーティストの創作熱情を大いに鼓舞しました。
主催者の委員会は、東京文化センターの変わらぬ大力な支援に特別な感謝を表明し、また中日友好団体である黄檗文化促進会の積極的な協力と後援に感謝を述べ、日中芸術文化交流の深化に貢献することを確信しています。主催者は、黄檗文化の源流に遡り、明末清初に東渡日本した隠元禅師が中国の建築彫刻、書道印刷、禅茶文化を日本に伝え、日本の仏教禅宗に巨大な影響を与えたことを紹介し、日中文化交流の歴史に記録された功績を強調しました。