内容説明
致公党福清市委会、日本の華僑実業家からの寄付で福建省政和県に学費支援の寄付
日本福清同郷会 2020年12月16日 15:26
福建省福清市発 12月14日(邢如、鄭訓焓)――「今回、私たちは福清出身の庄桂淦校長を訪問するために政和県に来ました。これは、致公党福清市委会の党員からの少しの心意を持ってきたのはもちろん、海外華僑・華人の福建故郷に対する深い情と絆を持ってきたからです」と、致公党福清市委会工商支部の林瑞華支部長は、福建省政和県西津畲族小学校で行われた寄付活動の中で述べました。
当日、致公党福清市委会工商支部と市直支部などの支部が、日本の華僑実業家から寄付された善款を携えて、政和県で学費支援活動を行いました。政和県の侨联主席である范名宏氏などが寄付式典に出席しました。
式典では、致公党福清市委会の一行が、福清出身の日本の華僑実業家であり、柏物産株式会社社長の陳熹氏から寄付された10000元の学費支援金を政和県西津畲族小学校の庄桂淦校長に手渡しました。また、福清市委会工商支部および市直支部の主委である何朝辉氏も、それぞれ3000元と2000元の学費支援金を寄付しました。
陳熹氏は福建省福清出身で、日本黄檗文化促進会理事長、日本中華総商会常務副会長、福州大学日本校友会会長、日本中国留学生交流会創会名誉会長、日中福清工商会名誉会長などを歴任しています。十年以上にわたり、毎年数十万元の寄付を通じて、福建の建甌市や松溪县の300名の貧困家庭の子どもたちに学費支援を行っています。さらに、陳熹氏は中日両国の社会公益事業にも積極的に貢献しています。2017年4月、陳熹氏は公益活動に多額の私財を寄付したため、日本天皇から紺綬褒章と賞状を授与され、これは当時唯一の在日華商の受賞となりました。
最近、陳熹氏は、致公党福清市委会の外連部長であり、福清黄檗文化促進会副会長の鄭松波氏から庄桂淦校長の事績について聞き、感動し、福建故郷の一員として、また華僑界の一員として、教育支援に貢献したいと考えました。パンデミックの影響で日本にいる陳熹氏は、致公党福清市委会のスタッフに寄付手続きの手配を依頼しました。
「政和県は、時代の模範である廖俊波同志が生前に働いていた場所です。庄桂淦校長は、福建北部の山間部で数十年にわたり義務教育のために尽力してきました。彼らは私たちの学ぶべき模範です。今回、私たちは少しの支援金を寄付し、福建の教育支援事業に力を尽くしたいと思っています」と、参加した致公党福清市委会市直支部の何朝辉主委は述べました。
「庄桂淦校長はインドネシア華僑の出身で、福清市宏路街道侨联主席の陳行貴氏からその事績を聞きました。致公党は『侨党』として、同じく侨界の一員として、私たちを結びつけています」と鄭松波氏は語り、「今後、致公党福清市委会外連部は、廖俊波や庄桂淦などの優れた事績を広く海外の華僑界に紹介し、より多くの侨界の力を福建の貧困地域の教育支援活動に向けて動員したいと考えています」と述べました。
近年、致公党福清市委会はその「侨党」としての影響力を十分に活用し、海外華僑界からの愛の寄付を積極的に引き入れ、このようなチャネルを通じて、海外華僑界の慈善活動をより良く展開しています。